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川の流れのように昔から今へ絶えることなく
酒造り
吉浦神社由来記に「起源はつまびらかてないが朝日坊が吉浦に移住と同時に瀬頭家も五町田にうつり八天神社の御神酒等醸造された」云々とという記述があります。
また蓮池藩日記には「享保3年11月12日直澄公の生誕なるを似て吉浦祠で祭典を行い、酒を里老邑民に賜ふ。人大いに悦ぶ」とあり、天保5年吉浦神社の祭典には瀬頭家より神酒一石を奉献したとされ、それは今も続けられています。
マッカーサーも愛した塩田の酒
塩田の酒は江戸の昔から地元の米、水を使い塩田の風土に合致した酒を生み出してきました。杜氏、蔵人はこの伝統を守りながら醸造に励み、塩田の酒として全国に名を知られるほどの銘酒を生み出しているのです。
特に東長は、そのおいしさにGHQのマッカーサー元帥も愛飲され、五百本の注文が来たという終戦直後のエピソードも持っている、また、東一酒造は生産高においては佐賀県一を誇っている。
塩田の酒の完成度の高さが認められた好例といえるでしょう。