嬉野町は、嬉野川の清流沿いにある、高温で湯量豊富な泉源を有する九州を代表する温泉地のひとつです。
昭和30年、吉田町と合併し、さらに昭和38年に塩田町の一部を編入し 現在の嬉野町となっています。
佐賀県内では、南西部に位置し、東は塩田町、南東は鹿島市、北西は武雄市、 そして西は長崎県境となっています。
西の虚空蔵山(608m)、東の国見岳(812m)、その間に広がる標高 450mの大野原高原(600ha)と周囲を山に囲まれ、そのなだらかな裾野には 一面に茶が栽培されています。
町の中央には、大野原高原と虚空蔵山を源とする嬉野川が流れ、吉田川に合流し、 有明海へと注いでいます。清流沿いには近代的な大規模旅館や、大正期に造られた 西洋館風の共同浴場が立ち並び、町中全体、温泉情緒を満喫できます。
嬉野町の人口は約2万人で、観光業、茶業、窯業を産業の柱として発展を続け、 特に観光面では、西九州観光の拠点となっております。
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